セカイロ

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世界を彩りを。海外旅行に関する独り言。

意外と多いぞ香港の山。

仕事の都合で、約4年間住んでいた香港。4年も住んでいたのに、広東語は話せずじまい。4年も住んでいたのに、好きになったのは3年目頃。今になって非常にもったいないことしたなー。と思います。

ギラギラしたネオンの看板の街並み、様々な人種でごった返しになった人々。おもちゃ箱をひっくり返したかのようなとも例えられる香港は、繁華街のイメージが強いですが、大自然も香港の魅力の一つです。

 

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香港には山がいっぱいある。

そう、香港には山がいっぱいあります。初心者向けの登りやすい山から、玄人向けの上級コースまで様々な山があるんです。しかも、そもそもが大きくない香港なので、移動にかかる時間は1時間弱なところがほとんど。市内中心地からもアクセスしやすいのがポイントです。

美味しい料理や綺麗な夜景、免税のショッピング、香港ディズニーランドなどでリピーターが多い香港ですが、山を愛する登山リピーターが多いのも事実です。

コロナで外出自粛となった際に、香港でも登山の人気が高まりました。それこそ、私も毎週末新しい山にチャレンジするのでした。

最初は、ドラゴンズバックやライオンロックなど初心者にも優しいコースからはじめたものの、気づくとシャープピークやキャッスルピーク、ハイジャンクピークなんていう香港三尖(いわゆる香港で三大尖っている山)なんて言われる山々まで登ってしまった次第です。

山で一汗かいたあとに、町の中華屋さんでビールと名物料理を食べる爽快感は忘れられません。そこまで大きくない香港ですが、各エリア毎に名産となる食べ物があるのもポイントです。山のあとにはその地の名産を楽しめます。

 

 

コロナ後の旅行にいかが?

コロナ以前は、週末旅行とか弾丸が流行っていた気がします。週末弾丸ででかけて、香港ディズニーランドと夜景とかを楽しむ、日本には早朝に帰ってくるみたいな。

今後は、香港など近場の国でも、3泊以上とか比較的長期の旅行が増えてくるのでしょうか?結構頻繁に言われていますが、モノ・コトを大切にする旅行から、体験型の旅行に変わってくるのかもしれません。

日本(特に東京周辺)では、移動するのに2時間以上かけないと登山ができないなんてことも、頻繁には体験できない点かもしれません。その点、香港では移動時間が短いので、観光プランに取り込むことも簡単です。

歩きまわって疲れたりするだけではなく、自然を体感しリフレッシュなど旅行本来の楽しみ方をするのも良いかもしれません。

都市型ステイを楽しめる香港だからこそ、取り入れたい登山。魅力的な山が見つかるかもしれません。

 

香港には意外と山が多いぞって話でした。

 

 

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お腹を下しても食べたいアヒルの卵

カンボジアに行ったのは、2019年の8月頃。アンコールワットはずっと見たくて、バックパッカーなら行って当たり前みたいな感じだったので。すごい憧れていました。

 

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選べる卵の種類

カンボジアに到着前から、すごい気になっていた食べ物こそがポンティコーンです。知り合いがラオスに行った時に食べたとかで、興味をもちました。

ラオスでは、卵の種類が選べるみたいです。卵の孵化からxx日前、x週間前などなど。孵化に近ければ近いほど、身は硬くて歯ごたえがある。孵化するのにまだまだ時間があうと非常にやらかいとのこと。

別の言い方だと、孵化する直前だとすごい想像

できる鶏のカタチ、、孵化まで時間があるとカタチにもなっていない。。ちなみに知り合いは、ある程度カタチがあったほうが歯ごたえが良く、美味しいのだとか。。

カンボジアで私が食べた屋台では、卵の種類は選べませんでした。

 

やみつきになる

冗談抜きで本当にやみつきになります。特にスープが絶品。身はいらないけど、スープだけ欲しいなんでわがままを言いたいくらいです。

また、付け合せの調味料を混ぜると、非常にビールとの相性もいいのがポイント。卵一本で缶ビール2本は余裕で飲めそうです。

見た目はグロテスクで受け入れられなかもしれません。また、アヒルのことを想像しちゃって可哀想なんて思うかもしれません。ただ、日本人の私達が食べる生卵も、海外からすると同じかもしれませんね。

海外ではあまり生の卵を食べない気がします。そもそも火を通さないとお腹を下すとか、卵の製造方法に違いがあるのかもしれません。

 

 

製造方法なんて気にしていたら、ほとんどの東南アジア飯は食べれませんが、ポンティコーンをいっぱい食べたあとにお腹を下して、下痢つづきだったのは内緒の話。。ここだけの話です。

 

 

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香港のビクトリア・ピークは迷子になりがち。

香港にきたら絶対行っておきたいのがビクトリア・ピーク。100万ドルの夜景として有名な香港では欠かせません。

 

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1時間待ちは当たり前

香港にいたころは、2017年前後のこと。世界中から観光客が香港に集まっていました。

みなさん夕日~夜景の変化を見たさに、ビクトリア・ピークに登るので、18時前後のピークトラム乗り場は激込みでした。

どこの会社もこのような夕日と夜景を鑑賞するツアーの出発時間は、17時30分~18時。まずはビクトリア・ピークに向かい、その後夕食となるコースが一般的なので、ピークトラム乗り場が混むことは、間違いありません。

じゃあ、ツアーじゃなくて個人で行けばどうなの?と思いますが、18時前後では旅行会社のツアーを優先に通す傾向ですので、個人客はさらに並ぶことにもなりかねません。

 

ツアーを運行する際に、ピークトラムに乗れず、チケットを渡して、後日、乗りに来てくださいね、なんて案内をする会社もありました。せっかくピークトラムの乗車を楽しみにしていたのに、残念なことです。

 

他にも、スケジュールを変更し、先に夕食へご案内してからビクトリア・ピークへ向かうなど、旅行会社によっては提案をしていたそうです。この場合、ピークトラム乗車の激込みは避けることができますが、時期によっては夕日は見ることができません。

 

だいたいがツアーに参加しているお客様との相談で案内が決まります。ツアーといっても、知らない大勢の人と参加するオプショナルツアーから、少人数のグループ専用で回るツアーなど、ひとくくりにできないですが、仲間内だけだと意見がぶつかることが少ないので、臨機応変に楽しめるかと思います。

大勢の方が参加するオプショナルツアーでは、多数がピークトラムに乗らなくていい、という意見の場合に、私だけ乗りたい!とは言いづらいですよね。。

 

 

なかなかビクトリア・ピークに到着できない。。

お客様の中では、集合時間に遅れてくる方もいらっしゃいます。理由はともあれ、事前にお伝えしている集合時間におこしいただけなかったのですから、団体ツアーバスは出発してしまいます。(出発前に当然、お客様の携帯には電話しますが。。)

 

その場合、ご自身でタクシーなどで山頂(ビクトリア・ピーク)まで向かってもらうことになります。ここで問題なのが、ビクトリア・ピークでは通じないタクシードライバーも、実は多いんです。香港はイギリスの一部だったこともあり、英語がすごい浸透しているのかと思われがちですが、意外とそうではありません。こなんにも有名なビクトリア・ピークを伝えることすら難しいこともあります。

 

また、ビクトリア・ピークでは自由行動となるツアーがほとんどです。展望台から景色を眺めたり、お土産を買ったりと、ビクトリア・ピークにある施設を散策する時間となります。このような時間には、ツアーガイドさんは、ドライバーさんと打ち合わせをしたり、旅行会社とスケジュールの確認をしたりしています。すると、お客様がビクトリア・ピークに到着するも、ガイドがいないじゃないか、というようなことになります。ピークトラムやピークタワーから少し離れた、ピーク・ギャレリアという建物に、タクシースタンドやバスターミナルがあります。そこからピークタワーまでは道なりを進んでいけば着きますが、知らない土地での旅行客には不安がつきものです。電話でずっと話しながら何度も誘導したものです。

 

と、ビクトリア・ピークに関する私の裏話。旅慣れた方なら個人で行く方が早いし安いですが、ツアーなら集合時間に来ればいいだけなので楽は楽です。ただ、集合時間に遅れてしまうと、いろいろと面倒なので、時間通りに来られるように注意しておきましょう~。

 

でわでわ。

 

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ランドオペレーターというお仕事。

私が新卒で入社したお仕事を軽く振り返って、記録できればなと思います。

 

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ランドオペレーターとは?

あまり聞き慣れない職業かもしれませんが、旅行の手配をするお仕事です。
以下は、JTB総合研究所さんからの引用です。

 

ランドオペレーターとは、旅行会社の依頼を受け、旅行先のホテルやレストラン、ガイドやバス・鉄道などの手配・予約を専門に行う会社のこと。

 

www.tourism.jp

 

旅行代理店さんと、地域のホテルさん、バス会社さん、飲食店さんなんかを繋ぐお仕事です。

私の場合は、海外拠点でしたので、メインは「海外旅行」。
例えば、アンコールワットを巡るカンボジア4泊5日の旅≪厳選5つ星ホテルで優雅にステイ≫」
なんてツアーのプランを見たこともあると思います。

アンコールワットがあるのはカンボジアシェムリアップ。日本でも有名な大手旅行代理店だと、現地に支店があったりします。
一方、規模の小さな旅行代理店だと現地に支店を置くことができません。

そのような旅行代理店さんの現地での手配やツアー運行をサポートするのが、ランドオペレーターのお仕事です。

旅行の手配や、ホテルや食事の手配などはもちろん、旅行者のリクエストに応じたオリジナルプランの作成や、現地でのトラブル対応など、様々な業務があります。

ランドオペレーターは、旅行者のプランに合わせて、現地の観光スポットやグルメ、カルチャーなどを提案することも大切な仕事の一つなんです。

 

やってたこと

上記のアンコールワットを巡るカンボジア4泊5日の旅≪厳選5つ星ホテルで優雅にステイ≫」を例にします。

 

■ホテルの手配

4泊5日ですので、当然どこかホテルの手配が必要となります。日本からでもホテルの情報は調べることができますが、どこのホテルが改装中、40名乗りの大型バスはホテルのエントランスに入ることができるか?など細かい点は、その土地を知っているからこそ、迅速にご案内ができます。

また、≪厳選5つ星ホテルで優雅にステイ≫とうたっているので、4つ星と5つ星の違い、本当に優雅なステイができるラインアップなど、現地でしか品定めできない部分もあります。

 

■ツアーガイドとバスの手配

空港到着後、ホテルまではツアーバスで行くことがほとんどです。4泊5日の場合、5日間のバス利用が必要となります。人数によってもバスの大きさは変わりますし、お客様の行きたい場所を通ることができるバスの大きさなのか、事前確認しないといけません。

ツアーにはガイドさんはつきものです。カンボジア人の日本語を話せる方にお願いをします。お客様の人数やどのような場所を観光するかに合わせて、ツアーガイドさんを選びます。
また、バスのドライバーはクメール語カンボジアの場合)しか話せません。観光地を出発するときに、迎えに来てなど、バスドライバーさんにお願いするのもガイドさんです。観光のご案内だけではなく、ツアーの時間をコントロールする大事なお仕事です。

 

■レストランの手配

食事は観光としてではなく、生活するのに必須です。どんな料理を食べてもらいたいか、どんな雰囲気の場所にご案内したいか、お客様のことを思ってレストランを選定します。お客様の希望の予算にあわせたベストのレストランを見つけてご案内します。

アレルギーやお子様用のセットなど、お客様のタイプにあわせる必要があります。

 

■ご挨拶

日本の旅行代理店さんの代わりにお客様のサポートをしますので、当然ですがご挨拶は大事です。必要であれば、空港やホテルまで出向き、ツアーガイドさんと一緒にご挨拶をします。

 

新入社員の時に先輩からいわれたことですが、お客様を彼女(あるいは彼氏)としてもてなせば、なんとか上手くいく、だそうです。パートナーではなく家族などをイメージしてもいいかもしれません。遠く離れた実家から、せっかく会いに来てくれた家族に、あなたならどうもてなすでしょうか。

 

手配以外にもしないといけないこと

手配だけがお仕事ではありません。ツアーの企画や情報の発信、ツアーガイドさんの教育やお土産の企画なんてのもしています。

 

シドニーで道路について調べたこと

10年近く前のことでうろ覚えにですが、大手の車会社さんから日本の旅行代理店に問い合わせが入って、現地サポートを請け負っていた私が調べたことがあります。

オーストラリアの道路には、中央帯で一時停止をして右折のために待つことができます。このような使い方を中央帯で行うのは珍しいとのことで、シドニーに社員旅行のついでに見たいという要望がありました。

他社との相見積もりで、他のランドオペレーターにお仕事がいってしまう可能性もあるので、必死にその存在を探した記憶があります。

他にも考えればエピソードは出てきます。それこそ、日本では想定もできないようなトラブルに遭遇したこともありました。どこかの機会で棚卸しをして、記録に残せれば。。。

 

結局、楽しかったか

海外にいながら日本の働き方をしてきて、新入社員のときには、なんてブラックな企業にはいってしまったんだ、と思ったのは事実でしたが、、
それ以上に様々な経験ができたのが、ランドオペレーターのお仕事でした。
学生時代に抱いていた海外での生活と180度違ったものにはなりましたが、海外でちゃんとやってくにはそんなに甘くないんだぞ、と自分でも実感ができました。どこにいたって仕事は仕事。働く場所や使う言葉はなんの意味もないし、結局は自分がやるか、やらないか。
いやいやながらも結局はどこかで楽しみを感じたからこそ、約10年間つづけることができたのだと思います。

 

 

まとめ

海外旅行が徐々に復活してきていますが、日本国内含め旅行関係のお仕事では人手不足が深刻な課題となっています。

海外旅行に携わるお仕事がしたい、海外で働きながら生活したいって考えている人たちの、少しでも参考になれれば嬉しいです。